水の音、無形の雫

アニメやゲームのレビュー、日常の様々な事象に関する考察など。C86・3日目東P21a

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秋期新作アニメレビュー(3) 『ざくろ/イカ娘』   2010.10.16



「おとめ妖怪ざくろ」および「侵略!イカ娘」のレビューです。
手短に要点だけまとめます。




・おとめ妖怪ざくろ

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時代設定や作風から「ざくろ大戦」などと言われたりもしていますが、まさか本当に「サクラ」が出てくるとは思いませんでした。

za2.jpg
そんな装備で大丈夫か?

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大丈夫だ、問題ない。


この作品は「文明開化」の頃、明治~大正にかけての日本が舞台になっておりますが、そのあたりの時代と言えば、丁度日本に「ズロース(ドロワーズ)」というものが輸入されてきた時期であることは読者諸兄も当然ご存知のことでしょう。
現代のような形状の「パンティ」が主流になったのは戦後になってからなので、この時代の女性は“仮にはいていたとしても”ズロースが一般的です。

と、このあたりはまあ、常識的な知識ですよね。
では、「仮にはいていたとしても」とはどういうことでしょうか。
実はこの時代、というか昭和になるあたりまでは、女性が下着(パンツ)をはくという文化は日本には根付いていなかったのです。
一つは西洋文化、つまり「洋服」が未だ一般的ではなかったこと、そして、日本に古くから伝わる「和服」文化では「腰巻(はくのではなく“巻く”下着)」が主流だったことに起因しています。
ともすれば、この明治~大正時代には、一般的に「パンツはいてたら恥ずかしい」という概念が定着していたのです。

それを踏まえてみると、この作品における女性キャラ、特に、西洋を「バテレン」と呼び忌み嫌っているざくろさんなどは

za4.jpg

パンツはいてない可能性が極めて高いと言えるでしょう。
これは特筆すべき事態です。

この作品は「人間」と「妖人」、ひいては「日本文化」と「西洋文化」の交流/摩擦が主なテーマになっています。
「妖人」は古くからの「日本文化」に、「人間」を新しく入ってきた「西洋文化」に置き換えることが可能でしょう。

そして、我が国において「西洋文化」とは「パンツの文化」に他なりませんから、この作品で描かれるのは「人間/妖人、日本/西洋」の対立軸に見立てられた「パンツをはくべきか/はかざるべきか」という極めて根源的な問題であると言えます。
ざくろたち妖人一派が「文明開化」を受け入れた時、我々は「パンツの開花」を目にすることになるでしょう。






・侵略!イカ娘

ik1.jpg

今期随一の触手ものアニメですね。
「イカちゃんかわいい」以外に感想の書きようがない気もしますが、その“触手”については少し考えてみる必要があるかもしれません。

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作中ではまるで手のように扱われる触手ですが、実際には「ゲソ=下足」なわけですから、あの触手は「脚」であると見るのが正解でしょう。
となれば、その「脚」の「付け根」である頭部は、我々人間で言うところの「股間」にあたるのではなイカと、そう推測されます。

ik3.jpg


感のいい方ならもうお分かりでしょう。
「頭部=股間」である以上、イカちゃんが被っている帽子のようなものは実質的には「パンツ」であるとみなすのが妥当なのです。
一見するとどこにも卑猥な要素などないほのぼのギャグアニメにも見える作品ですが、実際には主人公がパンツ丸出しで動きまわるド変態アニメだったのですね。

また、「頭部=股間」ということは、当然のことながらイカちゃんが吐き出す「イカスミ」も

ik4.jpg


人間で言うところの「おしっこ」であると認識しても間違いはないでしょう。
(イカスミ=潮吹きではなイカという意見も耳にしますが、吐き出す際に性的な挙動がなされておらず、むしろ生理現象であるかのような描写がされていたので「おしっこ」とみなすのが妥当ではなイカ)

「イカスミ=おしっこ」であることが分かれば、イカちゃんのCVが「ソラノヲト」で盛大にお漏らしした経歴を持つ金元寿子さんである点もうなずけますよね。
納得のキャスティングじゃなイカ。

そもそも「イカ」という時点で何か卑猥なものを感じていた方は多いと思いますが、そこに「帽子=パンツ」説が加えられた今となっては、「人間で言うところの“股間”には“帽子”を被っているのか、いないのか」などといった重要案件を考察する必要性に迫られたりもするでしょう。

あるいは、二つめのエピソード「同胞じゃなイカ?」において、イカちゃんは頭部(股間)の帽子のようなもの(=パンツ)によって“同胞”を認識するという描写がなされていました。

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これは即ち、「パンツこそがイカのアイデンティティである」という事実を物語っています。
これは結構重要な指摘ではないでしょうか。
作品のパンツに対する姿勢が現れていますよね。


何にせよ、この作品はただの擬人化萌えアニメなどではなく、実は語りどころの多い作品なのではなイカと睨んでおります。
今後の展開に期待ゲソ。



以上。










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