水の音、無形の雫

アニメやゲームのレビュー、日常の様々な事象に関する考察など。C86・3日目東P21a

FC2カウンター
プロフィール

Peace-AK

Author:Peace-AK
なんとなく気が向いた時に更新していきます。
連絡はpeaceak.mizuonあっとまーくgmail.comまでお気軽にどうぞ。
『シンシアニメ』もよろしくお願いします。


最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
リンクリクリ
OTHERS
検索フォーム
RSSリンクの表示
TOP > カズハノチクビ

スポンサーサイト   --.--.--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ルート分岐の可視化と乳首の可視化『ヨスガノソラ 第4話』   2010.10.26



本来なら前回の記事の続きを書く予定でしたが、ヨスガノソラ第4話がちょっと面白かったので急遽感想文を書くことにしました。

ysg1.jpg


このヨスガノソラという作品、第一話を見た時から何となく「エロゲ」のパロディっぽいと思っていましたが(参照:第一話レビュー)、ここにきていよいよその批評性が色濃くなってきました。

ysg2.jpg


次回予告でも語られたとおり、どうやらこの作品はヒロインごとにリセットしてルート選択からやり直すという構成のようで、今だと「アマガミSS」なんかがリセット方式を取り入れていますが、最初からやり直しのアマガミに対し、この作品では「共通パート」はそのままで「セーブポイント」からのやり直しが成されるようですね。

この「セーブ→CG回収→リセット→再度ルート選択」というのは正しくエロゲ(広義にギャルゲー)の流れそのものでありますが、そうした「神のみぞ知る世界」をそのままアニメとして再現してしまうという試みは中々に新しいのではないでしょうか。
例えば、SF作品などで「ループネタ」というのがありますが(“エンドレスエイト”や“ひぐらし”など)、そうした作品は「ループ」という要素そのものがストーリーを形作っているのに対し、このヨスガノソラではもっとメタな部分で“ネタ”として扱われているのです。
その象徴が次回予告における瑛の発言、「もっかい二話の終わりからっ」というものでありましょう。

ysg3.jpg


「エロゲのストーリーをアニメ化」というのはいくらでもありますが、リセット→ルート選択の流れそのものが可視化された、言わば「ゲームの“システム”までをも含めたアニメ化」というのは極めて斬新だと言えるでしょう。

もちろん、その「システム」の中には「回想モード」も含まれていますよね。

ysg4.jpg

ysg5.jpg


エッチシーンに行くか!?と思わせておいて唐突に挿入されるヴイオラの演奏シーンでは思わず「Nice viola.」と呟きそうにもなりましたが、そこで行われた「回想」では非実在青少年による健全なエクストリームスポーツが描かれていました。

ysg6.jpg

ysg7.jpg
※当方の判断により自主規制

セーブ&リセット方式の構成に加えて、回想モードまで再現されたとあっては、この作品にエロゲ(エロゲアニメ)への批評的な視線を感じ取ってしまっても何らおかしくはないでしょう。
ともすれば、「選ばれなかった他のヒロイン」の不自然なフェードアウトの仕方(特にソラちゃん)であったり、蛇足的なエッチシーンの挿入自体が、何かエロゲに対するアイロニカルな思想から来ているのではないかと勘ぐったりもしてしまいますよね。

ysg8.jpg



と、思ったより真面目な話になってきましたが、当ブログはあくまでパンツの感想ブログなので、帳尻合わせのために少しだけ不真面目な話もしておきます。
乳首についてです。

皆さんもご存知の通り、この作品は第一話の段階から既に「乳首が見えるバージョン」でありましたが、今回のエッチシーンでより一層のポルノ化が進みました。

ysg9.jpg
※当方の判断により自主規制

DVDやBDでは一体どのような魔法が解けるのか、もしかしてパンツや乳首を通り越してまさかの「内蔵描写」にまで到達するのではないか、などといった興味をそそられたりもしますが、何よりも興味を惹かれたのは以下のカットでした。

ysg10.jpg


画面焼けを起こしそうなほどの“光”が見事な職人技を見せつけてくれていますが、どうせこのあと乳首見えるのになぜこのような“光”が必要だったのでしょうか。
この一点がどうしても腑に落ちないのです。

そこで、一つの可能性を検討してみます。
このカットでは、(見た人は分かると思いますが)乳首、というか乳房が紳士の手によって揉まれています。
それはもう盛大に揉みしだかれています。
そして、他の乳首が見えるバージョンのカットでは、直接的な攻撃を受ける描写が成されていない、「左手は添えるだけ」状態で描かれているのです。
実はここに大きなヒントが隠されているのではないか。

例えば、大きなお友達に大人気のニチアサアニメ「ハートキャッチプリキュア」なんかでは、徒手空拳による格闘シーンは描かれても、(女の子が)直接打撃を受ける、インパクトの瞬間は省かれて描かれています。
(殴られる!と思った次のカットでは既に吹き飛んでいる)

プリキュアがどこのPTAに気を使ったのかはよく分かりませんが、このヨスガノソラの乳首に関しても同じことが言えるのではないでしょうか。
つまり、「直接的に刺激を与えているシーン」を描かなければ乳首自体は描いてもオッケーという極めて紳士的な配慮がなされたのではないかという推測です。
どんな判断だ

そしてこのことは、アニメ制作における重要な“前例”になるかもしれないのです。
なぜならば、これまでパンツやブラに比べて“乳首”は明らかな特権を得ていました。
パンツやブラは見えるのになぜか乳首だけが隠蔽される。
「クイーンズブレイド」や「聖痕のクェイサー」など、一部の作品では乳首が見えたりもしていましたが、それにしたところで前者の場合は「武器」であったり、後者の場合は「聖乳を吸うための蛇口」であったり、およそ「乳首」と呼ぶには荷が重すぎるような「役割」を与えられてのものでした。
一方、この作品の場合はどうでしょうか。
乳首は乳首として、それ以上でもそれ以下でもない「ただの乳首」として描かれていたのです。
そして、武器などではない「ただの乳首」を描くために採用された方法が「刺激されてるシーンじゃないから恥ずかしくない!」というものだったわけです。

これまでは「ただそこにあるだけ」で謎の特権を受けていた乳首が、徐々にパンツと同じ土俵に近付いてきた。
この事実を喜ぶべきか否かは各人の判断に任せますが、少なくとも俺はもっとカジュアルに乳首が描かれてもいいと思っていますし、逆に、「乳首を隠すならパンツも隠せよ」と常々思っておりましたので、此度のような清々しい乳首描写がなされた事実は素直に嬉しく感じております。


といったあたりで、今後の乳首に期待しつつ筆(決して男性器の隠喩ではない)を置かせていただきます。

以上。




にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト
«  | HOME |  »
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。