水の音、無形の雫

アニメやゲームのレビュー、日常の様々な事象に関する考察など。C86・3日目東P21a

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2012年春期新作アニメレビュー(亀) 『うぽって/他』   2012.04.15


暖かくなってきました。
春は変態が出てくる季節らしいので、みなさんも気をつけてください。

ところで、銃火器は男性器のメタファーである(射撃=射精である)とはよく言われます。フロイトの夢診断が当てになるのか否かはともかく、硬い棒状のモノの先端からタマが飛び出すという構造は誰の目にも男根的に映るでしょう。
そんな銃火器を擬人化、それも女の子にしてしまった『うぽって!!』というアニメはみなさんご覧になられたでしょうか。

upotte1.jpg

upotte2.jpg


Rio RainbowGate!』という病的かつ冒涜的な禍々しくも混沌としたアニメを世に送り出したXEBECが、その『Rio』の加戸誉夫監督に再び無茶ぶりをしたのが『うぽって!!』です。ニコニコ動画での配信しかされない(テレビ放映なし)という不遇なアニメでもあります。(まあ、実質的にはOVAであると捉えるのが妥当なのでしょう。)

そんな『うぽって!!』においては、銃火器という「男性的/男根的な身体」を持つ女の子たちが、その手でさらに別の銃火器を取り扱うという二重構造が描かれています。平たく言えば、銃が銃を扱う、すなわち「男根が男根を扱う」わけです。この哲学的な光景を目の当たりにしたわれわれは、自らの陰部に目を向けては、普段ここにあるモノを弄っているのは一体誰なのかと、アイデンティティの根幹を揺るがされもするでしょう。
あるいは、メインキャラが女の子ばかりで、百合百合しい雰囲気すら感じられるビジュアルに反して、実際には男根と男根の交流を描いたアニメ、すなわちホモソーシャルなアニメであるとも読み取れます。見た目が女の子だからといって、実際にその子が女の子であるとは限らない(男の娘や女装男子などとは違った観念で)わけです。
アニメで描かれる情景には、「嘘」の情報が多く紛れているものです。(例えば、タイポグラフィを見て、その文字が実際にその空間に浮かんでいるものだとは誰も思わないでしょう。)
「女の子として描かれている男根」とは逆に、同じ学校に存在する「男子生徒」に関しては、銃火器にまつわる描写が一切なされないというのも気になります。すなわち、男子は男根とは別のナニかかもしれない可能性です。
考えられるのは、「銃=男根=(見た目)女の子」として描かれるのとは反対に、「的=女性器=男子生徒」なのではないか、といったあたりでしょうか。そのことは、新任の先生(男性教師)が、カリカリいカリを顕にしたふんこちゃんの標的になる(銃=男根に撃たれる)という描写によって一定の信頼性を担保されています。そうなってくると、もはや何が男で何が女なのか、そもそも男と女の境界線はどこにあるのか……自身が持っていた、信じていた性に関する認識が根底から覆されかねません。
普通の擬人化ラブコメだと思っていたら男根が男根を弄っていた、実はホモアニメだった、しかし「男根とは逆の性別」の存在も示唆されている、男根が男根を使って男根のように見える男根ではないものを男根で男根に男根男根男根男根…………

などなど、そういった、アニメの中で描かれる「嘘」に目を向けるという行為は、すなわち「どのようにアニメを見るか」という、意識的であれ無意識的であれ、誰もが抱える問題に直結するものだと思います。
この『うぽって!!』というアニメは、「男根的な身体を持つ女の子」が「男根的な構造の武器」を扱うという二重構造によって、われわれ視聴者にアニメ視聴の姿勢を問うているのではないでしょうか。(自分はもちろん前傾姿勢ですが。)
そしてこの「アニメ視聴の姿勢を問うている」という作品全体に対する解釈も、加戸誉夫監督の『Rio』を知っているわれわれには十分に納得のいく話であります。
(この作品ではもうひとつ、パンツ=ストックである、つまり「パンツとは肩に当てるのが正しい使用方法である」という重要な主張が行われておりますが、そのあたりに関してはもう少し検証の必要があるでしょう。)


そうした中、多くの視聴者の期待を背負って放映されたのが『戦国コレクション』です。
ここでは、睾丸の象徴である「お稲荷さん」を信長さまが握りつぶすというプレイが描かれましたが、その直後に、「鉄砲」を踏みつける場面が描かれたことを指摘せねばなりません。

sengok1.jpg

sengok2.jpg


なぜならば、「お稲荷さん」へのご褒美虐待の直後に鉄砲(棒状の先端からタマを射出するモノ)を踏みつけるという行為は、正しく「銃火器」が「男性器」の象徴であることを物語っているからです。そしてそのことは、先の『うぽって!!』への援護射撃にもなっているでしょう。
自分(史実での信長)が輸入した文化である鉄砲を踏みつけにするというパラドックス的な面白さだけでなく、男根的にも非常に重要なシーンでした。
(そういえば、今まで深くは考えてきませんでしたが、『戦国乙女』やこの『戦国コレクション』によって、日教組による歪んだ歴史教育から開放され「織田信長は女子であった」という真実を知ったわれわれは、信長さまがナニを思って鉄砲(=男根)に手をつけ、取り挿れるに至ったのかを一考する必要があるのかもしれません。)

また、その信長さま、お風呂の中で先端から液状のものを放射する突起物を興味深げに弄んでいたことにも念のため注意が必要でしょうか。

sengok3.jpg


ちなみに、『パンツが見える。―羞恥心の現代史/井上章一』などを紐解くと、昔の女性は陰部が「見えてしまう」ことに対して寛容であった(現代のような「見られる」ことに対する羞恥心が薄かった)ことが伺えるので、このとき信長さまが主人公の前で平気で服を脱いだというのは、歴史的観点から見て決して不自然なことではないと言えるでしょう。



さて、繰り返しになりますが、銃火器とは男根の隠喩です。(とは言え、そのこと自体は昔から多くの人に語られていますし、ただ隠喩を隠喩であると指摘することに大きな意義はありません。)
そこで注目したいのが『ヨルムンガンド』という作品です。

jormungand1.jpg

jormungand2.jpg


この作品では、銃火器の扱いに長けたお嬢さんが、その銃火器を売買するという物語が展開されるわけですが、銃火器とはもちろんアレなので、つまるところ「売春」の物語であることが分かります。
さらに言えば、銃火器の扱いが上手いココさんはオーナーの立場であり、実際に銃火器を使って「仕事」をするのはもう一人の主人公・ヨナであることも分かっています。すなわち、このアニメは、ヨナという新入りの男の子が男娼として調教されていく物語が描かれるものであると予想できます。
第一話では、高速道路を走る車の中での「射撃」が描かれたり、「交渉」の相手に対してすぐに「発射」してはいけない旨が語られました。そうやって、一つずつ課題をクリアして立派な男娼へと性徴していくのでしょう。ココさんの「私に突き従え」「君とそいつの突き合い方を教えてやる」という言葉からもそのあたりを察することができます。
今後どのようなプレイが描かれるのか非常に楽しみですね。


最後に、男根以外についても言及しておくと、今期は『緋色の欠片』において「タマ」がクローズアップされています。
「タマ寄り姫」である主人公のタマキンちゃんの元に、男たち(タマの保持者たち)が寄って来るという物語です。タマキンちゃんの使い魔として「お先キツネ」という名のお稲荷さんが充てがわれているのも見逃せませんし、コンドームを被った肉棒にしか見えない敵モンスターの姿も気になります。もしかしたら、「男性器」とはタマと肉棒どちらが本体なのか、という問題へのアンサーになっているのかもしれません。
一つだけ残念な点があるとすれば、たぶんもう見ることはないのでタマたちのケツ末を見届けられないという点でしょうか。


そんなような感じで、今期も画面内を飛び交う性器たちから目が離せなくなりそうです。
次は、近いうちに新作アニメにおける便所をピックアップしたく思います。
以上。

(果たして、次元の大事なピストルを「盗む」という不二子ちゃんの行為は、一体ナニを意味するのか……)





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パンツ/亀頭 『夏待ち/プリキュア』   2012.03.05


・イチカ先輩のパンツ問題(あの夏で待ってる)

随分長い間放置していたイチカ先輩のパンツ問題についてです。

どうしても腑に落ちないカットが一つ、イチカがお風呂に入っている時に映し出された脱ぎたての衣服。

natsumachi1.jpg


その中にパンツとブラが見当たりません。通常であれば、パンツやブラは最後に脱ぐ=一番上に積み上げられるものですが、そこに描かれていたのはあたかも最初からパンツやブラなど存在しなかったかのような光景です。
女性特有のエチケットとして、衣服の中に隠す、という可能性も考えられなくはないですが

natsumachi2.jpg


平気で風呂のドアを開けるような女性がそのような発想を持ちあわせているとは考えられません。
すなわち、イチカは最初からノーパン/ノーブラだった、またはこの世界には下着という概念が存在しない、このどちらかということになります。



以上が、以前書いたレビューでの問題提起でありますが、そろそろ結論を出してもよい頃合いだと思われます。
結論から言えば、第一話の時、イチカ先輩はパンツをはいていませんでした。「イチカ先輩だけ」が、パンツをはいていなかったのです。
なぜならば、美桜という人物の存在によって、この作品が「パンツ的に意識の高い作品である」と言えるからであり、例えば第六、七話におけるパンツはき忘れ事件とその弁明においては、そもそもパンツとは何なのか、何のためにはくのか、といったきわめてラディカルな問題を突き付けられます。

pantsu1.jpg

pantsu2.jpg

(先ほどイチカ先輩だけがパンツをはいていなかったと述べましたが、もちろんその時美桜もはいていなかった可能性は高い)

四月からの第二期が待たれる「咲-Saki-」を始め、「パンツはいてないアニメ」はいくつか確認されていますが、演出上の必要性によるもの(パンツ規制へのカウンター=パンツはいてないから恥ずかしくない)や、単なる作画ミスなど、その多くは「パンツはいてない」というよりは「パンツ描いてない」と言うべきものであります。
一方で、この作品での美桜という人物は、意図的に「パンツをはかない」わけです。そして、そのことが哲朗との仲を進展させるためのギミックにもなっている。
すなわち、脚本レベルで、あるいはキャラクター設定の段階で、パンツに対して強烈な意識が向けられていることが伺えます。
したがって、第一話での例のカットも、単なる作画ミスだとは言い難いわけで、そうなると導き出される結論は一つ、イチカ先輩は地球にやって来る際にパンツをはいて来なかった、ということになります。
また、そのことから、イチカ先輩の出身の星ではパンツ(というよりブラも含めた下着)という文化が発展していない、下着を身につける習慣がない可能性が考えられますが、その辺りはまあ置いておくとして、上述の事柄から、第一話のレビューの中で指摘した

例えば、電車の中でイチカが「どうしてこんなに目立ってるのか」と自問するシーンがありますが

natsumachi5.jpg


ノーブラで乳首が立っていたから、ないしパンツはいてないことが周囲にバレたからであると考えると辻褄も合うでしょう。



といった解釈は正しかったのだと確信するに至った次第であります。
イチカ先輩は、料理のセンスやコミュニケーションの作法など、常に何か「間違っているかもしれない」ということが強調されてきましたから、地球にやって来る際に「間違って」ノーパン/ノーブラで来てしまったとしても、何らおかしな話ではありません。
繰り返しになりますが、結論として「一話の時点ではイチカ先輩はパンツをはいていなかった」と断言させて頂きます。
(美桜によって提起された「パンツとは何のためのものか」問題はまた別の機会に考えましょう)



・キュアピースの亀頭問題(スマイルプリキュア!)

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キュアピースさんといえば亀頭に酷似したヘアースタイルが話題となっていますが、その話をする前に、二年前に放映された「ハートキャッチプリキュア」を思い出さなければなりません。

ハートキャッチプリキュア!に学ぶ新しい保健体育のはなし

~前略~

“女性器”の暗喩として語られることの多い“花”という要素が、物語に密接に関わっていることも決して無視することは出来ません。

世の男性諸君のお楽しみ、“変身シーン”なんかでは、花ビラの舞う中で刺激的な格好をしたお姉ちゃんが“回転”するわけですから

P3


これはどう控え目に見ても花ビラ大回転のメタファー以外には考えられません。

~中略~

あるいは、第三話なんかでは、蒼の子キュアマリンによる盛大な潮吹きが描かれたりもしました。

P14.jpg

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このようにして見ると、“花咲つぼみ”という主人公の名前にしても、もはや女性器のビラビラ及びクリトリスの隠喩であるとしか思えません。



以上のように、「ハートキャッチ」では「女性器」をモチーフにしたキャラクター造形がなされておりました。であれば、逆に「男性器」を模したキャラクターが登場するのも決して不自然ではなく、その存在を肯定するのは難しい話ではありません。
むしろ、我々は今、テレビの前の女児たちに向けて無修正の亀頭が露出されている意味をこそ考えるべきなのでしょう。
そのためには、昨年放映の「スイートプリキュア」、そしてもう一度「ハートキャッチプリキュア」を振り返る必要があります。

kitou4.jpeg

キュアミューズさん。
御年9歳のょぅι゛ょ。

bba4.jpg

キュアフラワーさん。
御年67歳のろぅι゛ょ。

彼女ら二人のプリキュアの存在を考えることによって、キュアピースさんの存在意義が見えてきます。
キュアフラワーさんとキュアミューズさんの共通点は、他のプリキュアたちとの極端な年齢差です。この年齢設定には大きな意味があり、9歳のょぅι゛ょは生理が来ていない可能性がきわめて高く、また67歳のろぅι゛ょは一般的に考えて既に閉経しています。
つまり、この二人の存在によって、「プリキュアに変身するのに生理は関係ない」という結論が導き出されます。
そして、生理がなくてもプリキュアに変身できるということは、「男の娘」であってもプリキュアに変身できる可能性が高い、ということになります。将来的に、男の娘プリキュアの参戦もあり得るわけです。
とはいえ、女子であることが前提とされている風潮の中、いきなり男の娘が登場すればテレビの前のちびっ子たちは少なからず動揺するでしょう。もしかしたら混乱のあまり泣き出してしまう子もいるかもしれません。
そこで、キュアピースさんです。
つまり、男の娘プリキュアを出す前段階として、まずは視覚的に男根に慣れてもらおうというわけです。
性別はあくまで女子として、しかしそのビジュアルで男性的なシンボルを表現することで、男の娘プリキュアをスムーズに挿入するための愛液あるいは先走り汁的な役割を期待され生み出されたのが、キュアピースさんなのです。
「ハートキャッチ」の公式サイトで、えりか様のプロフィール欄に「たまたまにキズ」という表記を確認した方は多いかと存じますが、思えばその頃から東映は「男の娘プリキュア」の参戦を計画していたのかもしれません。
以上。





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