水の音、無形の雫

アニメやゲームのレビュー、日常の様々な事象に関する考察など。C86・3日目東P21a

FC2カウンター
プロフィール

Peace-AK

Author:Peace-AK
なんとなく気が向いた時に更新していきます。
連絡はpeaceak.mizuonあっとまーくgmail.comまでお気軽にどうぞ。
『シンシアニメ』もよろしくお願いします。


最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
リンクリクリ
OTHERS
検索フォーム
RSSリンクの表示
TOP > 東のエデン

スポンサーサイト   --.--.--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

で、結局彼は何がしたかったわけ?『東のエデン 劇場版II Paradise Lost』   2010.03.22

テーマ:アニメ - ジャンル:映画 Tag [東のエデン] [ジュイスは俺の嫁]

待ちに待った“東のエデン”劇場版、完結編を見てきました。


eden01.jpg



実は観賞した当日、某所で大規模なイベントが開催されていて、昼間はそちらのイベントに足を運んでいたため、もはや脚はスティックになるわ肩は上がらなくなるわと、さながら親友のために夜通し走り続けたメロスの如き満身創痍の身体だったわけでありますが、それでもセリヌンティウスとの友情を裏切るわけにはいくまいと、その素晴らしき映画作品をこの目にしかと焼き付けてきた次第です。



さて、東のエデンに関しては、テレビ放映時に当ブログでも取り上げたことがありましたが

『東のエデンに潜む強烈な萌え要素』

今回は俺の大好きなジュイスちゃんの出番が少なくて少し寂しい思いをしました。

あ、基本的にネタバレ全力でいくんでヨロシク。



んで、まあこの劇場版IIでは、ジュイスという最強ヒロインを差し置いて、森美咲とかいうよく分からないビッチがなんかヒロインみたいなポジションに置かれていました。

俺はこのことに非常に強い違和感を感じてもいたわけですが、しかしある一つの要因によって許容せざるを得なくなったのです。

咲ちゃんの服装です。
この、劇場版IIにおいて、咲ちゃんは「肩と腋を丸出しにしたノースリーブワンピース」という、極めて攻撃的でけしからんファッションをしておられました。

もはや映画の内容などどうでもいいぐらいに非常に綺麗で鮮やかな腋を晒しておったのです。


しかもです、全編を通して髪をアップにまとめており、なんたることか、その“うなじ”までをも惜し気もなく晒しているではありませんか。

このことに、俺は自分が一体何のVシネマを見ているのかと、頭が混乱してしまいもしました。


映画作品ということで、通常のテレビアニメと違ってキャプチャを撮ったり出来ないのが非常にもどかしいですが、とにもかくにも素晴らしいファッションセンスでした。
肩及び腋の露出具合が近年稀に見る芸術的な比率で構成されており、また、肩から肘にかけてのライン、及びきめ細やかな腋の描写は、まさしくこの作品が単なるオタク向けアニメ映画ではなく“芸術作品”であると、世に知らしめて止まないことでしょう。

控えめなお乳が腋の存在感をさらに際立たせている点も好評価できますよね。


腋論壇人の一人として、ぜひともこの作品はブルーレイを購入してハイビジョンで観賞することをお勧めしたい。




とまあ、そういった感じで、咲ちゃんの腋と肩ばかり見ていたので、映画の内容自体はよく覚えてませんが、まあ「昭和の世代が作り上げた古いシステムは昭和の世代で完結させて真っ白な状態で次の世代に引き継いだらどうよ?」みたいな話だったと思います。

大方の予想通り、ほとんどの伏線は投げっ放しにして謎を残しておくことで「なんかよく分からないけど凄い重厚で深遠なテーマが潜んでいるように“見せかける”」という、実に押井ファミリーらしいアレでした。

もっとも、この作品に限らず、こうした手法を取り入れた作品は、作品の内容自体よりも、むしろ“作品について議論する”ことにこそ面白みがあるわけですから、作品の方向性としてはこれ以上ない終わり方だったと思います。

また、本来“スイーツ(笑)層に攻殻を見せる”というコンセプトがあったわけですから、そういう意味でも大成功だったのではないでしょうか。

実際、映画館には“ハルヒ”や“なのは”の観客のような、これでもかと言わんばかりのオタクじみたオタクよりも、ヴィレッジヴァンガードやフランフランにいるようなオサレな若者が多かった印象がありますしね。


それにしても、やはり最近の女の子は滝沢君みたいなちょっと強引で茶目っ気のある、線の細い草食系男子じみた実在青少年が好きなんでしょうか?

東のエデン全体の構図として「一昔前の少女マンガ」なんですよねこれ。
テーマとか細かいギミックは置いといて、要するに王子様願望の強いスイーツ女子が何かすごいポテンシャルを持ったイケメンを追いかけるっていう話なわけですから。

そういったあたりも、“少女マンガ世代”のOLなんかに受けた理由なんでしょうねきっと。



と、いったあたりで本日は〆ておきたいと思います。
ありがとうございました。









スポンサーサイト

エデンの東   2009.06.02

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック Tag [東のエデン]
きょうび東のエデンを観ない奴は非国民である。




はい、某アニメブログのタイトルのパクリから始めてみました。

“東のエデン”が今期最強アニメであることはもはや周知の事実でしょうが、今俺がこの作品の神がかり的な演出やシナリオの構成、あるいは政治的、宗教的ギミックの読解などを語っても特に意味はないように思われますので、ここではあまり語られることのない部分について言及したいと思います。


というわけで本日のテーマ。



『東のエデンに潜む強烈な萌え要素』






たいとる





表向きには東のエデンの萌え要因と言えば、“みっちょん”がその露骨なまでのポジショニングで需要を一手に引き受けさせられている感があります。


みっちょ




が、しかし、そもそも“スイーツ(笑)向け”に作られたこの作品で、このような露骨で安易な萌えキャラを配することに一体何の意味があるというのでしょうか。
実際問題、大して人気があるようにも思えませんし。


つまり、この“みっちょん”と名付けられたビッチはただのフェイク、言ってみれば、間違えて入ってきたライトなキモオタを“あわよくば”繋ぎとめておこうという程度のものでしかないのです。

先にも言いましたが、この作品の対象はスイーツ(笑)層に向けられています。
(正確には「スイーツ層“にも”向けられている」と言った方がいいかもしれません)

普段はアニメにさしたる興味もない、もちろん萌え(笑)になど全く興味のない人たちに“攻殻を見せる”というのがこの作品のコンセプトであり、むしろ安易な萌え要素など邪魔にしかならない。

まあ、みっちゃんの存在は制作者的には「表面的な萌えしか見れないお前らにはこれで十分だ」といった思惑を踏んでのことでしょう。
つまり彼女の存在にはさしたる意味はないと。




さて、では一体どこに表題のような“強烈な萌え”が潜んでいるのか。
我々が真に萌えを享受すべき対象は実はちゃんと用意されていました。



まずもって、この作品の本質とは何か。

一言で言えば“見えない何か”ですよね。

「この国の空気と戦う」というキャッチコピーを挙げるまでもなく、主人公たちセレソンに選ばれたメンバーは“姿の見えない誰か”によって“よくわからない何か”との戦いを強要される。

100億という出所の見えない大金を渡され、国を救うために先の見えない戦いを強いられる。
失敗すれば正体不明の何者かによって暗殺されると。

何かが見えたらまた別の何かが見えなくなる、そんな中で主人公たちは見えざる手によって翻弄されていきます。



さて、この時点で既にお分かりの方もいらっしゃるでしょうが、そう、この作品は“見えない何かの正体を想像して楽しむ”作品であり、であれば、我々が見出すべき“萌え要素”も決して表には出ない“見えない何か”であるはずです。

一人だけいますよね、一切姿を見せない超越的な存在が。



断言しましょう。

今期放映されている数多くのアニメ作品、それらを彩る数多の美少女キャラの誰よりも、“ジュイス”こそが最強の萌えキャラであると。

(柊まいんちゃんは“次元が違う”ので別格)



じゅいす




最近になってようやくちらほらと「ジュイスかわいい!」という書き込みが見られるようになりましたが、しかし、未だその本質に気付いている人は少ないのではないでしょうか。


作中において一切姿を見せず、それでありながら常に主人公たちの傍らに居座っているこの新進気鋭のヒロインは、セレソンたちの無理難題をいとも容易く実行したり、他のセレソンに容赦なく攻撃をしかけたりする傍ら、時にお茶目なジョークを言い放ったり、思いもよらないスーパーイリュージョンを見せてくれたりと、万能でありながらユーモアも持ち合わせた完璧な“女性”として描かれています。
そして我々はそんなジュイスに心癒され、また、踊らされるのです。


いりゅーじょん




このジュイスが果たして人間なのかそれともAIなのか、あるいは複数人なのか単独なのか、そういった議論がしばしば為されていますが、そんなことはもはやどうでもよいのです。

重要なのは“正体不明”というこの事実です。


単刀直入に言って、正体不明というのは“想像次第でどんな姿にもなれる”のです。

そう、我々視聴者は、その無駄な想像力をフルに活用してジュイスという人格に“自分好みの容姿を乗せることが出来る”んですよ!

これは非常に大きい。
未だかつて、ここまで可能性に満ちたヒロインがいたでしょうか?
いやたぶんいたとは思いますが。

もちろん、ジュイスが他作品のクソビッチどもヒロインたちと比べて特異なのはそれだけではありません。
先ほどは勢い余ってどうでもよいと言ってしまいましたが、どうでもよくなかったです。
「複数か単数か分からない」というのも非常に重要な気がしてきました。

つまり、「一個人による濃厚なプレイ」と「複数人による酒池肉林」とを我々自身が選ぶことができるわけです。
これも他作のヒロインを圧倒する大きなアドバンテージとなりましょう。

例えば、No.1~11までのセレソンに配されたそれぞれの“ジュイス”が「長門とシャナと咲夜さんとルイズとホロ様とナギ様と由乃様とコーティとののさんと鮎川会長と阿部さん」であるという可能性を選ぶのもあなたの自由なのです。


素晴らしいカスタマイズ性。
新時代の狼煙を上げるカスタムヒロインがここに誕生しました。


当然のことながら、このカスタムヒロインには一つの欠点があります。
妄想力の乏しい者には何らうま味が無いということです。

しかし、この作品においてはそれでよいのです。
先に述べましたが、もはやこの作品は表面的な萌えにしか価値を見出せないヌルオタなど相手にしていない、むしろ露骨な萌え要素は外部からの客(=スイーツ層)の視聴意欲を削ぐ原因にすらなるわけですから、初めからそんなものは必要なかった。
しかしその一方で、妄想力を駆使し、自らの力で萌えを補完することのできる人間にはちゃんと“抜け道”が用意されていたと。
このあたりの匙加減には舌を巻かざるを得ません。





ちなみにですが、俺のジュイスタソは複数人ではなく単独です。
「多数の人間それぞれに別の人格を見せる八方美人」とか最高じゃないですか。
俺には冷たいのにアイツにはすごい優しく接してるのかと思うと鼻血が出そうなほど興奮します。

今度テレフォンセックスでも申し込んでみようと思います。
仮に受理されなかったとしても、罵声の言葉ぐらいは頂くことができるかもしれません。
ジュイスタソに電話越しに口汚く罵られながらTENGAを動かしたいです。







まあそんな感じで、東のエデンに潜んでいたとんでもない萌え要因についてはご理解頂けたことと思います。

しかしそれにしても、具体名は挙げませんが“萌え”という唯一勝てそうな分野ですら東のエデンに圧倒されてしまった有象無象の下らない萌えアニメたちはこの先どうなってしまうのでしょうか。

なんせ我々の想像力を以てすれば、11人のジュイスたちで麻雀部と軽音部とSOS団を作ることすら可能なわけですから、そうなるとそれこそ今期は東のエデン以外に見る作品がなくなってしまいますよね。







と、いったあたりで本日は筆を置かせて頂きます。
ありがとうございました。





―ノブレス・オブリージュ

―今後ともいたいけなジョニーを持て余す変態どもが救世主たらんことを



«  | HOME |  »
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。