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今期終了アニメの評価をしてみないかい?9(後編)   2010.07.19



前項の記事の続きです。


「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さん主催の今期終了アニメ評価企画に参加させて頂きます。

今期終了アニメ(6月終了作品)の評価をしてみないかい?9


まずは評価基準と評価作品のおさらいから。


企画者サイドから提示された基準に、以下の評価軸を加えたものを評価点数とします。

ストーリー:パンツとシナリオが良好な関係を築けているか。

キャラクター性:パンツがキャラクターとマッチしているか。

画:パンツが美味しそうに描かれているか。

演出:パンツが的確に、あるいは斬新な表現で演出されているか。

音楽:BGM/SEとパンツが合っているか。

総合的な評価:作品全体を通してのパンツ。

※この場においての「パンツ」とは、「全裸」や「おしっこ」、「おっぱい」など、「パンツ的な何か」をも含みます。


評価する作品

聖痕のクェイサー
Angel Beats!
荒川アンダーザブリッジ
WORKING!!
閃光のナイトレイド
迷い猫オーバーラン!
デュラララ!!

以上7作品。







・閃光のナイトレイド

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ストーリー:2
キャラクター性:2
画:4
演出:2
音楽:4
総合的な評価:5

総得点:19



よく分からない何か。
点数化するのが非常に難しい作品でしたね。
こういう、マイナス方向に振り切れた作品は実質的には点数化など不可能なんですね。

どこの誰に向けて何がしたかったのか意味不明で本当に面白い作品でした。
こういうのを「玄人好みのクソアニメ」とでも言うのでしょうか。
好きな人にはたまらない作品だと思います。

何をやってるのかよく分からない映像と葉加瀬太郎氏のクールな音楽が絶妙なコンビネーションを発揮し、そこに声優陣の中国語訛りの日本語が組み合わさることで摩訶不思議な「セカイ」が形成されていました。

何かを考えさせられる作品、というのは少なくありませんが、この作品の場合は「何かを考える隙を与えない作品」でしたね。

「アニメノチカラ」においては今後もこの方向性で突っ走って頂きたく思います。





・迷い猫オーバーラン!

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ストーリー:1
キャラクター性:5
画:3
演出:5
音楽:3
総合的な評価:5

総得点:22



ストーリーは特に関係ない作品だったので0点にしようかとも思ったのですが、「かろうじて“存在していた”」という理由で1点だけ加えています。
実際パンツ的なストーリーは一応存在していました。

パンツ論争の終着点『迷い猫オーバーラン! 第12話』

この作品の総評のようなものは上記の記事の最後に書いていますが、一応引用しておくと


どうせ下らない有象無象のラブコメでしかないのならいっそ原作など無視して好き勝手やってしまえ、とりあえず“キャラクター”が動いていればそれでいい、あとは監督各人の“解釈”に任せようという、まさしくキャラクターコンテンツ(=萌えアニメ)と呼ぶに相応しい“同人誌”のような構造は非常に興味深い作品でした。


などなど、「Angel Beats!」がMAD動画的な作品だとしたら、この「迷い猫オーバーラン」は同人誌的な、これもある意味では極めて現代的と言える作品でした。
様々な作家の合同二次創作同人誌、あるいはアンソロジーコミックのような楽しみがありましたね。
そのあたり、所謂「原作厨」にはウケが悪かったみたいですが。
(少なくともエロ同人誌読んでハァハァしてる人でこのアニメの構成をとやかく言う人はいないはず)

文乃のツンデレを主人公が認知していたり、ツンデレのテンプレに背いて結構いい体していたり、そもそも文乃はツンデレなどではなく“ウザデレ”であり、本当のツンデレは別のところにいたり、ひたすらにゃあにゃあ鳴いてたネコミミもこちらの予想を遥かに上回る狂人ぶりを発揮しつつ密かにいい乳だったり、などなど、当初は「テンプレアニメ」だなどと言われていた割りには、属性に対して通常考えられる造形とは微妙にズレたキャラクターデザインや設定はなかなかに新しかったのではないでしょうか。
そういった面でも良い作品でした。





・デュラララ!!

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ストーリー:2
キャラクター性:4
画:3
演出:2
音楽:2
総合的な評価:3

総得点:16



前半は良かったのですが2クール目になって一気に尻すぼみした「惜しい」作品。
知人の言葉を借りれば「群像劇が描けていなかった」とか。

前半は各所に散りばめられた伏線や各話毎に変わるナレーションなどが上手く機能し、ちゃんと「街」が描けていたように思いますが、後半になるとただ中二病の少年少女を追いかけただけのヤンキードラマになってしまっていました。
そこのところが少し残念でしたね。


それから、セルティというキャラクターなんかはもっと面白く描くことも出来たはず。
特にパンツ的な部分で。

例えば、デュラハンにパンツという概念は存在するのか、ライダースーツの下はパンツをはいているのか、パンツじゃなくてあくまで「影」だから恥ずかしくないのではないか、というかそもそもあのライダースーツにしても本質は「影」なわけだから実質的にはセルティは全裸で街を走り回っているんだ!!的な。

よくよく考えたら凄いですよね。
「聖痕のクェイサー(地上派)」であったり、今期で言えば「あそびにいくヨ!」なんかだと、おっぱいやパンツは「光」によって我々の視界から隠されているわけですが、セルティにおいては光とは真逆の「影」によって遮蔽されている。
これはある意味新しいパンツ表現と言えるでしょう。
一昔前に放映されていたローカル深夜番組で「彼女の部屋」というのがありまして、その番組の最後で毎回「スクリーン越しに女の子が着替えをしている姿がシルエットで浮かび上がる」というコーナーがありまして、毎週楽しみにしていたのですが、そうした深夜バラエティのちょっとしたお色気シーンを彷彿とさせるものがありますね。

今更ながら、放映中に「影」の可能性をもっと深く考察して論じておけばよかったと後悔の念にも似た感情に支配されています。






さてここからは各賞の授賞式になります。
前置きなしでテンポよくいきましょうテンポよく。


ベストキャラクター賞:種島ぽぷら(WORKING!!)

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デュラララのセルティやクェイサーのサーシャもかなり強烈で面白いキャラだと思ったのですがやはりぽぷらの腋には敵わず。
第一話の腋描写で変なチャクラが開いてしまった人は少なくないはず。
思わずむしゃぶりつきたくなるプニ腋はここ数年でも随一の絶品でした。

おっと、ぽぷらと言えば「ちっちゃくないお乳」のことも忘れてはいけませんよね。
特に巨乳が好きというわけでもないですが、「発育」という言葉のもたらす破壊力をまざまざと見せつけてくれたあのお乳は俺にとってはもはや凶器でしかありませんでした。

そう、大きい小さいといった個人的な嗜好が問題なのではなく、あの低身長であのお乳が育ったという、「栄養素の流れ」のようなものを想像した時、一体何を食ってどういった「栄養」がどのように配分されたのか、あのちっちゃい体をどのような経路で駆け巡り、そしてお乳に辿り着いたのか、そういった、ガンダーラを目指す三蔵法師御一行の如き「栄養素」たちの長く厳しい旅程のことを思えばこそ、我々は「発育」という言葉の偉大さを痛感すると共に、心を震わせ歓喜の涙を流すのでありましょう。

もちろん、ぽぷらにおいてはその「スルーテクニック」も絶対に見落とすことは出来ません。
あんなに可愛い子から「一切恋愛対象にされない」などという高度な攻めを受けてしまっては、ただただマゾヒスティックな快感に打ちひしがれるばかりですよね。





ベストOP賞:SOMEONE ELSE(WORKING!!)

極めてアニメソングらしいアニメソングでした。
神前暁の本領。
自分が学生の頃に流行っていた所謂「スカコア」の曲を思い出したりもしました。
DOMINO88とかPOTSHOTとか。
アニソンらしい楽しさと共に微妙に懐かしい感じのする曲でもありましたね。
この曲を聴くと反射的に腋をペロペロしたくなってしまうので電車の中などで聴くのは自重した方がよさそうですね。





ベストED賞:Passionate squall(聖痕のクェイサー)

一昔前のアイドルソングを彷彿とさせるカッコイイ曲でした。
意味不明な映像とのシンクロも良かった。
この曲を聴くと反射的におっぱいを吸いたくなってしまうので電車の中などで聴くのは自重した方がよさそうですね。





ベスト声優賞・男性:吉野裕行

「閃光のナイトレイド」において冒頭から我々の腹筋を破壊してくれた中国語(のような謎の言語)での演技を高く評価しました。
いつの間にかこの中国語が中毒語になってしまいましたね。
グローバルな笑いを提供できるマルチリンガル芸人として今後の活躍に期待します。





ベスト声優賞・女性:阿澄佳奈

「WORKING!!」及び「Angel Beats!」における不遇さ、キャラクターの空気ぶりに反するその(悪い意味での)存在感はまさにベスト声優と呼ぶに相応しいでしょう。
空気系声優として、不遇芸人としてその地位を不動のもにする日も近いはずです。
今後益々の活躍が期待されます。

(余談ですが、個人的に日笠陽子さんにベスト優賞を進呈したく思います)







というわけで、以上をもって今回のアニメ評価企画を締めさせていただきます。

主催者のピッコロさんには「集計作業頑張って下さいネ!」などと大して心のこもっていないエールを送りつつ、読者諸兄におかれましては「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さんのところで前回の企画の集計結果が発表されていますのでそちらの方も参照なさってみてはいかがでしょうか。

ではっ。


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パンツ論争の終着点『迷い猫オーバーラン! 第12話』   2010.06.26



さて迷い猫オーバーランでございます。

サトジュンこと佐藤順一×カサヰケンイチという、思わずどっちが攻めでどっちが受けなんだろうと考え込んでしまいそうな布陣による最終回でした。


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第11話において「ブルマVSスパッツ」という強烈な無茶振りを受けたサトジュンがどのようなアンサーを提示するのかが注目されました。


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この、ブルマとスパッツという、まるで冷戦時代の旧ソ連とアメリカを彷彿とさせる対立は、我々視聴者からしても極めて重要な課題でした。
なぜならば、ブルマの側に与すればスパッツとの交流が途絶え、スパッツの側に付けばブルマが断絶されてしまう、あっちを立てればこっちが立たず、まあ、tnkが勃つのかどうかは別にしても、ブルマとスパッツとは常に反発し合う、決して相容れない、まさしく資本主義と共産主義の対立を思わせる絶望的な立ち位置のアイテムなのであります。


ところが、ここにきて、あたかも我々の股間をオーバーランさせんとばかりに、ブルマとスパッツ双方の“うま味”を吸い上げた第三世界として「ぶるっつ」という概念が提案されました。


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そしてこの「ブルマ:千世」「スパッツ:文乃」「ぶるっつ:希」という三者構造は、そのまま作品内におけるヒロインの立ち位置に接続されます。
つまり、ブルマとスパッツという伝統的な衣装の対立に対し、「ぶるっつ」という前衛的な衣装の提示/勝利は、古くからの“家族”である文乃と千世に対して新しい“家族”である希が勝利する=希ルートの確定という物語的な帰結へと繋がるわけです。

前話からの無茶振りを上手く活かした見事な演出でした。


また、演出という面では、序盤で見られた“光”によるパンツ演出が随所に施されていた点も印象的でした。

迸る光の奔流『迷い猫オーバーラン! 第2話』

継続する光の反乱あるいは氾濫『迷い猫オーバーラン! 第3話・第4話』



例えば、窓から眩しいぐらいの“光”が差し込む教室では


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恥ずかしげもなく眩しいぐらいのパンツがあらわになりましたし、前述の「ぶるっつ」がお披露目されたのも


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千世のグラサンが“光”を反射した直後でしたよね。

加えて、「ぶるっつ」がその攻撃力を最大にした立ちバッククラウチングスタートのカットでは、燦々と光り輝く太陽がその圧倒的な破壊力を祝福していました。


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こうした“光演出”を経て、感動のフィナーレへと向かいます。

この最終話は、希がおよそ始めてといってもいい“自己主張”を行う回でもありましたが

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何よりも、巧との二人三脚以上に重要だったのは、エンディングにおけるパンツのデザインに対する主張でした。

思えばこの作品は、文乃の縞パンに始まり

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希の無地パンで終わるという作品でした。

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もちろん、この始まりと終わりのパンツが、両方とも「主人公がスカートの中に頭を突っ込む」という構図で描かれていたことは決して見逃せません。

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そして、最後まで一貫して縞パンにこだわり続けた文乃

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無地パンをはき続けた希

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この両者の対決は、希(=無地パン)の勝利という一つの結論を迎えました。

つまり、この最終局面での希エンド(=無地パンツエンド)の選択は、「迷い猫オーバーランという作品全体に対するファイナルアンサー」になっているわけですね。

余計な柄が入った縞パンよりも、日本古来からの侘び寂びの心を写し取った無地パンこそが物語の終着点に相応しいという、サトジュンなりの様式美なのでありましょう。

縞パンが持て囃されがちな昨今の風潮に対する批評精神は、我々も大いに見習うべきところがありますね。

(さて、ここにきて文乃VS希というパンツ対立軸から外れた、インなんとかさんと中の人が同じ千なんとかさんとかいう似非幼女キャラが完全に空気化しているわけですが)





と、いったあたりで。

まだ総集編が残っているみたいですが、総評として、どうせ下らない有象無象のラブコメでしかないのならいっそ原作など無視して好き勝手やってしまえ、とりあえず“キャラクター”が動いていればそれでいい、あとは監督各人の“解釈”に任せようという、まさしくキャラクターコンテンツ(=萌えアニメ)と呼ぶに相応しい“同人誌”のような構造は非常に興味深い作品でした。
メディアミックスの極地を見た気がします。

(それにしても文乃かわいいなぁいい身体してるなぁほんとにもうこれでもかというぐらいウザイ娘だなぁこれはツンデレじゃなくてウザデレという新境地を開いてしまったなぁ…などという個人的な嗜好は恥ずかしいので内緒にしておきますね)



そんな感じで、俺の好きなアレやコレも同じようなスタイルでアニメ化してくんねーかなぁ、などと思いつつ。

ではまたっ。










継続する光の反乱あるいは氾濫『迷い猫オーバーラン! 第3話・第4話』   2010.05.02


実は意外と語り所の多い“迷い猫オーバーラン!”でございます。
毎話監督が変わるということが正式に公表されたみたいですね。

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第2話では“光”が全裸(及び半裸)の予兆として描かれていましたが

迸る光の奔流『迷い猫オーバーラン! 第2話』


平池芳正監督による第3話においても同様の演出がなされましたね。


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停電が起こり真っ暗になった部屋の中、懐中電灯の“光”が描かれると


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待ってましたとばかりに全裸が大乱舞しました。

ごちそうさまです。


そして、大地丙太郎監督が“やらかした”第4話では、“光”だなんだと騒ぎ立てては必死にパンツや全裸をキャプチャしていた自分の行動が、もはや“滑稽”以外の何ものでもないと、恥ずかしさすら感じるほどのドストレートな全裸や半裸が描かれていました。

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もちろん、燦々と降り注ぐ“光”が、一切の“仕事”を放棄していたりだとか

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これまで、数多くの作品で“光”と共にパンツや全裸を隠す簡単なお仕事に従事してきた“水しぶき”や“湯気”までもが、自身に与えられた任務を放棄しているなど

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これまで様々な“修正業務”を担ってきた光や水の精霊たちが一斉ストライキを行うさまを描き出してもいましたから、そのあたりは第3話までの演出と繋がっていますね。

また、“事の発端”を描く巧の回想では、“光”を身に纏うようじょという形で

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“全裸の発端”を表現していますよね。

あるいは、山中に反射する双眼鏡の“光”を以って

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全裸の“予兆”としていたり

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ピンポンだかビールのCMだかのオマージュのシーンでは、卓球台を照らし出す“光”であったり、背景に描かれる自動販売機の“光”が

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お乳やパンツの前兆となっていたことはもはや指摘するまでもありません。

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(なんてことはない胸チラやほんの一瞬描かれたパンツが、なぜかもの凄く貴重で、愛おしく感じられるのはやはりこれでもかと全裸を見せつけられた後だからでしょうか。
となればこの回の演出は、我々にパンツや“チラリズム”というものの大切さを教えてくれる、極めて重要なメッセージのような気がしてきます。
あと文乃って縞パン以外のパンツも持ってたんですね)


卓球に続き、巧と新キャラの痴女が邂逅するシーンでは

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まるで視聴者の劣情を暗喩していうかのように燃え盛る炎の“光”によって全裸が予告されていました。

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こうして、やはりこの第4話においても、これまで同様の“光演出”が見られたわけですが、とは言え、もはや今さらこのような下らない戯言を垂れ流すのもバカらしくなってくるほどのパラダイス全裸を前にして、今はただただ、一人パソコンの前でニヤニヤしながら全裸や半裸のキャプチャを撮っている己の姿を客観的に捉えてしまうという恐るべき事態を避けたい一心でいっぱいです。


と、いったあたりで、全裸画像をページに貼り付ける簡単な作業を終えようと思いましたが、このままではあまりにも手抜きに過ぎるので、少しだけこの“迷い猫オーバーラン!”という作品について思ったことを記述しておきます。


まず、ヒロインの“ツンデレ”を主人公が認知しているというのは割と新しいのではないでしょうか。

そもそも“ツンデレ”という概念は、そのキャラが相手に好意を持っているという事実を視聴者が認識しているからこそ成立する、言わばメタフィクショナルな概念であるわけですが、そうした“ツンデレ”を主人公(及び周囲の人間)が認知しているという設定は、実はなかなかに批評的ではないかと、そう思うのですね。

もっとも、当然のごとく主人公には鈍感・朴念仁という属性が与えられているので、物語的にはテンプレから大きく外れることはありません。
が、それを差し引いても尚、第三話での早々な告白など、通常考えられる王道シナリオからは微妙にズレていると言えるでしょう。

また、そんなツンデレヒロイン・文乃のビジュアル的な造形に関しても、「ツンデレなのにいい身体」というテンプレからの微妙なズレが観測されますよね。

もちろん、アニメに限らず、ラノベやゲームなんかも視野に入れると、いい身体、いい乳のツンデレキャラなどいくらでも存在するわけですが、やはり、人気アニメ、あるいは人気キャラといった括りで見た場合には、貧乳/幼児体型が王道とされており、そんな中での文乃のボディラインは一際存在感を放っています。


当ブログで指摘してきた“光”に対するアプローチの仕方にしてもそうですし、シナリオや設定、キャラクター造形なんかを見ても、“テンプレアニメ”などと揶揄されている割には、実は王道からは微妙にズレた、結構挑発的な作品であることが伺えるのです。


と、そこまで思考した所で飽きてきた犬に餌をやらないといけないことを思い出したので、ここいらで筆を置かせて頂きたく思います。
ありがとうございました。ノシ










迸る光の奔流『迷い猫オーバーラン! 第2話』   2010.04.17


どうやら毎回監督が変わるらしい迷い猫オーバーラン!第2話でございます。

今回は“ストライクウィッチーズ”で助監督を務めた八谷賢一が指揮をお執りになったようで。



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今回の縞パンは赤でした。
青→赤ときたら次はやっぱり黄色でしょうか。
この、パンツの色について、今の段階で論じてしまうのは早計な気がするので、その辺についてはもうちょっと様子を見ましょう。

で、何よりもこの第二話においては、これまで幾度となく我々の前に立ち塞がってきた“光の壁”が、極めて秀逸な演出装置として働いていたことにこそ注目すべきなのでありましょう。


例えば昨年放映された“クイーンズブレイド”なんかでは、ことあるごとに“光”が差し込み我々の希望を打ち砕いれくれましたし

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現在放映中の作品で言えば、“聖痕のクェイサー”なんかも、眩い光の炸裂によって視聴者の視覚を奪い去っています。

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さながら某バトル漫画の必殺技ですね。

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他にも例を挙げれば枚挙に暇がありませんが、近年ではパンツやおっぱいなどのいわゆる“性表現”と“光”とが密接に繋がっていることは論を待ちません。


こうした中、この“迷い猫オーバーラン!”では、非常に興味深い“光演出”がなされていました。

序盤のある場面では、巧が洗面所のドアを開けると


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画面を埋め尽くすほどの膨大な“光”が溢れ出し、次いで全裸が現れます。


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さらにその直後には、文乃の振りかざしたライトセーバーが“光”を放ちもします。


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残念ながら今回の全裸は猫やタオルによる“規制”を受けてはいますが、ここで重要なのは規制の有無ではなく、一連のカットの中で全裸を前後する形で差し込まれた“光”の方です。

前述したように、“光”というものは過去、幾度となく我々の前に立ちはだかり、夢を、希望を打ち砕いてきました。

しかし、ここでは本来与えられるはずだった“壁”という役割を外れ、全裸の“予兆”あるいは“余韻”として機能しているのです。


また別のシーン。


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薄暗い部屋の中で“光”を放つ携帯の画面が描かれたその直後に


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薄暗い部屋の中でパンツが描かれました。
ここでも“光”がパンツの予兆として描かれているのが分かります。


さらに別のシーン。


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豪奢なシャンデリアの“光”が映し出されたかと思えば


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華奢なようじょの半裸が映し出されますし


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“発光ダイオード”が光り輝いた結果として


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全裸が現れたりもするでしょう。

当然のように掛かる“規制”は、先のネコミミ全裸の時と同じく、光ではなく“猫”によってなされています。
もはや、今作において“光”はその役職を完全に放棄し、他に押し付けてしまったというわけですね。


さらにさらに別のシーン。


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文乃の灼眼が鋭く光った直後には


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健康的な水着姿が(何の物語的脈絡もなく)描かれますよね。

(いわゆる“旧スク”の象徴、“水抜き”まで描かれているあたりはストパンという水着の擬人化アニメに携わった八谷監督のこだわりでしょうか)



そして、感動のラストシークエンス。

この頃になるともはや“光”は規制の象徴などではなく、我々にとっての“希望”へと昇華されています。


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文乃が怒りの光り(いや、別に韻とか踏んでないっすよ)を解き放てば


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夜空を斬り裂く裁きの光にある種の“期待”を背負わせて


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あろうことか、立派にそそり立つ棒状の何かという伏線まで用意されたわけですから。



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ここぞとばかりに全裸や半裸が押し寄せてきても、何ら不思議なことではありませんよね。


先にも述べましたが、この場において規制の有無は問題ではありません。

“光”という、ある種“規制の象徴”となっていた代物が、ここにきてその役割を放棄し、“期待の象徴”へと取って代わったという事実こそが重要なのであります。
いやはや見事な演出でした。


(ともすれば、一日はき続けたパンツの価値を“光”によって表現した第一話のパンツも、このための伏線だったのではないかと思えてなりません)

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※パンツの価値については第一話レビュー参照
春の新作アニメレビュー(2) 『けいおん!!』『迷い猫オーバーラン!』『WORKING!!』



使い古されたテンプレ的なシナリオに、これまた使い回し感ありありのキャラクターなど、一話切りが確実かと思われた“迷い猫オーバーラン!”ですが、今回の第2話では、ストパンという極めて優れたパンツアニメに関わっていた八谷監督が、なかなかに面白いパンツ(全裸)表現を見せてくれました。
これは予想外の収穫です。
これから先、どういった方々が監督をなさるのか分かりませんが、もしかしたら今後のパンツ議論に大きな楔を打ち込む作品となり得るやもしれません。






最後に、改めて「文乃っていい身体してるよなぁ…」などと呟きつつ

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早くも作画が酷いとか何とか言われてますが、女の子の肉感はそれなりに美味しい作品かもしれない、といったあたりで締めたいと思います。
ではっ。ノシ










春の新作アニメレビュー(2) 『けいおん!!』『迷い猫オーバーラン!』『WORKING!!』   2010.04.10


第二弾にして早くも最終回の予感がする春期新作アニメレビューでございます。
本日ご紹介するのは「けいおん!!」「迷い猫オーバーラン!」「WORKING!!」の三本です。
全部「!」が付いてますね。







○ けいおん!!

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俺のあずにゃんが本気を出しました。
第一期より、俺はその内に秘めた腹黒さに女王の資質を見出していましたが、二期でもドSぶりは健在で安心ました。


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例えば、OPでは自分だけが水着を着用することによって、世の男性を誘惑するだけでなく、「自分は他の年増ども先輩たちと違って露出が高くてもオッケーなんだ」というアピールを行っています。


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また、自らが部長として君臨する下地とするため、忠実な僕を獲得するために、先輩たちを新入部員の勧誘に駆り出しもするわけですが、表向きには「良い後輩」を演じている健気なあずにゃんですから


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「なんで豚なんですか…(“豚”に相応しいのはお前たちの方だろうが)」という鋭いツッコミは入れつつも、適度に先輩たちを煽てるためには甘んじてそのポジションを受け入れることも厭いません。


当然のことながら、教室の中でも、自分が席に着いたら真っ先に飲み物を差し出すように配下の者を調教してありますし


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その席では、「軽音部の5人は結束して見えて中に入り辛い」という指摘によって、“4人”の中に土足で踏み込んでいったあずにゃんの図太さが証明されてもいます。

また、そんな図太い神経を持ったあずにゃんは、当然のことながら軽音部の集まりにも一番最後に社長出勤しますよね。


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そして、あずにゃんは賢い子であり、現在の己の能力も客観的に分析できる優れた頭脳を持っていますから、今の自分ではあまり多くの人心を掌握は出来ないと冷静に考察した結果


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「今のままでいいです」と、まずは四人の上級生を完璧に支配することに専念します。
(あずにゃんのためにバナナケーキを確保しておくことを提案したり、社長の出勤と共にいの一番にビラ配りに行こうとした唯なんかは、既に完全な支配下に置かれていると言えるでしょう)

もちろんここに、他の下級生が入ってくると先輩たちの目が自分に向かなくなる、まだまだ先輩たちにチヤホヤされていたい、という子供らしい無邪気な“計算”が入っていることも忘れてはなりません。



とまあ、そんな感じで、この“けいおん!!”という作品は、第一話からその女王ぶりを発揮してくれた(俺の)あずにゃんの帝王学に注目すると共に、最終的には何処かしらの敵対国家との和平調停のために澪が嫁いでいって唯のギターで戦争を止める話になるのではないかと予想しておきます。







○ 迷い猫オーバーラン!

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ずっと「交渉中」になっていた監督は板垣伸に決まったようで。

“にゃんこい!”を制作したAICが“BLACK CAT”の板垣監督で迷い猫、などという面白くもないジョークのことを思えば、“けいおん!”に引き続き竹達彩奈ちゃんに「にゃあ」と鳴かせたりもするでしょう。


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で、冒頭からパンモロでした。


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確かに、男であれば誰しも「スカートの中に頭を突っ込む」というシチュエイションには憧れますよね。


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スーハースーハーしたいっす。


もっとも、“スカートの中”というものは“未知の空間”であってこそ探求心が満たされ想像力が鍛えられるというもの。
かように全てをさらけ出してしまうのは全くもってけしからんと言わざるを得ません。
昨今はあまりにも安易なパンツが溢れている。


とは言え、このパンツは“朝一のパンツ”である点に一つの救いがある、とも言えるでしょう。

というのも、パンツという物質は「はいていた時間に比例してその価値が上昇する」という特性を持っています。
(洗いたてのパンツと脱ぎたてのパンツでどちらの価値が大きいかを考えれば分かりやすいと思います)

これはパンツ研究家の間では既にありふれた定説となっている事柄なのですが、まあ要するにパンツというものは着用時間の経過と共に、様々な付加価値(何かしらのシミ、何がしかの匂いなど)が上書きインストールされていき「パンツ→パンツラ→パンツガ」というように徐々にアップグレードされるのです。

したがって、逆に言えば、朝一のパンツなどは「ただの布切れ」に過ぎないわけですね。



つまり、この作品における冒頭のパンモロは、実際にはパンツなどではなく「ただの布モロ」でしかないということです。

それが証拠に、日中には一切の描写を許されなかったパンツも、最後の最後、一日走り回って何かしらの成分が最大限に蓄積され、その価値が数十倍にも膨れ上がった暁には


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神々しい光の奔流というエフェクト付きで、最大限の畏怖と敬意をもって描写されています。
閃光のナイトパンツ


こうした、時間経過と共に移ろうパンツの“価値”に焦点を当てた演出はなかなかに希少で、非常に面白いと思いました。







○ WORKING!!

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ぽぷら!ぽぷら!ぽぷら!ぽぷらぁぁあああわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ぽぷらぽぷらぽぷらぁああぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!種島たんの茶色ポニーテイルの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
原作1巻のぽぷらたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ放映決まって良かったねぽぷらたん!あぁあああああ!かわいい!ぽぷらたん!かわいい!あっああぁああ!
コミック7巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…原作もアニメもよく考えたら…
ぽ ぷ ら ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ワグナリアぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のぽぷらちゃんが僕を見てる?
表紙絵のぽぷらちゃんが僕を見てるぞ!ぽぷらちゃんが僕を見てるぞ!挿絵のぽぷらちゃんが僕を見てるぞ!!
アニメのぽぷらちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはぽぷらちゃんがいる!!やったよなずな!!ひとりでできるもん!!!
あ、コミックのぽぷらちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあ八千代さんぁあ!!ま、まひる!!まやぁああああああ!!!あおいぃいいい!!
ううっうぅうう!!俺の想いよぽぷらへ届け!!ワグナリアのぽぷらへ届け!


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というわけで、春期アニメレビュー第二弾をお送りしました。

あと何本か視聴予定作品は残ってますが、もう若干乗り遅れな感じもするのでレビューするかしないかは追々判断します。
ではっ。ノシ







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