水の音、無形の雫

アニメやゲームのレビュー、日常の様々な事象に関する考察など。C86・3日目東P21a

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今期終了アニメの評価をしてみないかい?9(後編)   2010.07.19



前項の記事の続きです。


「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さん主催の今期終了アニメ評価企画に参加させて頂きます。

今期終了アニメ(6月終了作品)の評価をしてみないかい?9


まずは評価基準と評価作品のおさらいから。


企画者サイドから提示された基準に、以下の評価軸を加えたものを評価点数とします。

ストーリー:パンツとシナリオが良好な関係を築けているか。

キャラクター性:パンツがキャラクターとマッチしているか。

画:パンツが美味しそうに描かれているか。

演出:パンツが的確に、あるいは斬新な表現で演出されているか。

音楽:BGM/SEとパンツが合っているか。

総合的な評価:作品全体を通してのパンツ。

※この場においての「パンツ」とは、「全裸」や「おしっこ」、「おっぱい」など、「パンツ的な何か」をも含みます。


評価する作品

聖痕のクェイサー
Angel Beats!
荒川アンダーザブリッジ
WORKING!!
閃光のナイトレイド
迷い猫オーバーラン!
デュラララ!!

以上7作品。







・閃光のナイトレイド

2_20100719204014.jpg


ストーリー:2
キャラクター性:2
画:4
演出:2
音楽:4
総合的な評価:5

総得点:19



よく分からない何か。
点数化するのが非常に難しい作品でしたね。
こういう、マイナス方向に振り切れた作品は実質的には点数化など不可能なんですね。

どこの誰に向けて何がしたかったのか意味不明で本当に面白い作品でした。
こういうのを「玄人好みのクソアニメ」とでも言うのでしょうか。
好きな人にはたまらない作品だと思います。

何をやってるのかよく分からない映像と葉加瀬太郎氏のクールな音楽が絶妙なコンビネーションを発揮し、そこに声優陣の中国語訛りの日本語が組み合わさることで摩訶不思議な「セカイ」が形成されていました。

何かを考えさせられる作品、というのは少なくありませんが、この作品の場合は「何かを考える隙を与えない作品」でしたね。

「アニメノチカラ」においては今後もこの方向性で突っ走って頂きたく思います。





・迷い猫オーバーラン!

ma7.jpg


ストーリー:1
キャラクター性:5
画:3
演出:5
音楽:3
総合的な評価:5

総得点:22



ストーリーは特に関係ない作品だったので0点にしようかとも思ったのですが、「かろうじて“存在していた”」という理由で1点だけ加えています。
実際パンツ的なストーリーは一応存在していました。

パンツ論争の終着点『迷い猫オーバーラン! 第12話』

この作品の総評のようなものは上記の記事の最後に書いていますが、一応引用しておくと


どうせ下らない有象無象のラブコメでしかないのならいっそ原作など無視して好き勝手やってしまえ、とりあえず“キャラクター”が動いていればそれでいい、あとは監督各人の“解釈”に任せようという、まさしくキャラクターコンテンツ(=萌えアニメ)と呼ぶに相応しい“同人誌”のような構造は非常に興味深い作品でした。


などなど、「Angel Beats!」がMAD動画的な作品だとしたら、この「迷い猫オーバーラン」は同人誌的な、これもある意味では極めて現代的と言える作品でした。
様々な作家の合同二次創作同人誌、あるいはアンソロジーコミックのような楽しみがありましたね。
そのあたり、所謂「原作厨」にはウケが悪かったみたいですが。
(少なくともエロ同人誌読んでハァハァしてる人でこのアニメの構成をとやかく言う人はいないはず)

文乃のツンデレを主人公が認知していたり、ツンデレのテンプレに背いて結構いい体していたり、そもそも文乃はツンデレなどではなく“ウザデレ”であり、本当のツンデレは別のところにいたり、ひたすらにゃあにゃあ鳴いてたネコミミもこちらの予想を遥かに上回る狂人ぶりを発揮しつつ密かにいい乳だったり、などなど、当初は「テンプレアニメ」だなどと言われていた割りには、属性に対して通常考えられる造形とは微妙にズレたキャラクターデザインや設定はなかなかに新しかったのではないでしょうか。
そういった面でも良い作品でした。





・デュラララ!!

1_20100719204015.jpg


ストーリー:2
キャラクター性:4
画:3
演出:2
音楽:2
総合的な評価:3

総得点:16



前半は良かったのですが2クール目になって一気に尻すぼみした「惜しい」作品。
知人の言葉を借りれば「群像劇が描けていなかった」とか。

前半は各所に散りばめられた伏線や各話毎に変わるナレーションなどが上手く機能し、ちゃんと「街」が描けていたように思いますが、後半になるとただ中二病の少年少女を追いかけただけのヤンキードラマになってしまっていました。
そこのところが少し残念でしたね。


それから、セルティというキャラクターなんかはもっと面白く描くことも出来たはず。
特にパンツ的な部分で。

例えば、デュラハンにパンツという概念は存在するのか、ライダースーツの下はパンツをはいているのか、パンツじゃなくてあくまで「影」だから恥ずかしくないのではないか、というかそもそもあのライダースーツにしても本質は「影」なわけだから実質的にはセルティは全裸で街を走り回っているんだ!!的な。

よくよく考えたら凄いですよね。
「聖痕のクェイサー(地上派)」であったり、今期で言えば「あそびにいくヨ!」なんかだと、おっぱいやパンツは「光」によって我々の視界から隠されているわけですが、セルティにおいては光とは真逆の「影」によって遮蔽されている。
これはある意味新しいパンツ表現と言えるでしょう。
一昔前に放映されていたローカル深夜番組で「彼女の部屋」というのがありまして、その番組の最後で毎回「スクリーン越しに女の子が着替えをしている姿がシルエットで浮かび上がる」というコーナーがありまして、毎週楽しみにしていたのですが、そうした深夜バラエティのちょっとしたお色気シーンを彷彿とさせるものがありますね。

今更ながら、放映中に「影」の可能性をもっと深く考察して論じておけばよかったと後悔の念にも似た感情に支配されています。






さてここからは各賞の授賞式になります。
前置きなしでテンポよくいきましょうテンポよく。


ベストキャラクター賞:種島ぽぷら(WORKING!!)

wa7.jpg

デュラララのセルティやクェイサーのサーシャもかなり強烈で面白いキャラだと思ったのですがやはりぽぷらの腋には敵わず。
第一話の腋描写で変なチャクラが開いてしまった人は少なくないはず。
思わずむしゃぶりつきたくなるプニ腋はここ数年でも随一の絶品でした。

おっと、ぽぷらと言えば「ちっちゃくないお乳」のことも忘れてはいけませんよね。
特に巨乳が好きというわけでもないですが、「発育」という言葉のもたらす破壊力をまざまざと見せつけてくれたあのお乳は俺にとってはもはや凶器でしかありませんでした。

そう、大きい小さいといった個人的な嗜好が問題なのではなく、あの低身長であのお乳が育ったという、「栄養素の流れ」のようなものを想像した時、一体何を食ってどういった「栄養」がどのように配分されたのか、あのちっちゃい体をどのような経路で駆け巡り、そしてお乳に辿り着いたのか、そういった、ガンダーラを目指す三蔵法師御一行の如き「栄養素」たちの長く厳しい旅程のことを思えばこそ、我々は「発育」という言葉の偉大さを痛感すると共に、心を震わせ歓喜の涙を流すのでありましょう。

もちろん、ぽぷらにおいてはその「スルーテクニック」も絶対に見落とすことは出来ません。
あんなに可愛い子から「一切恋愛対象にされない」などという高度な攻めを受けてしまっては、ただただマゾヒスティックな快感に打ちひしがれるばかりですよね。





ベストOP賞:SOMEONE ELSE(WORKING!!)

極めてアニメソングらしいアニメソングでした。
神前暁の本領。
自分が学生の頃に流行っていた所謂「スカコア」の曲を思い出したりもしました。
DOMINO88とかPOTSHOTとか。
アニソンらしい楽しさと共に微妙に懐かしい感じのする曲でもありましたね。
この曲を聴くと反射的に腋をペロペロしたくなってしまうので電車の中などで聴くのは自重した方がよさそうですね。





ベストED賞:Passionate squall(聖痕のクェイサー)

一昔前のアイドルソングを彷彿とさせるカッコイイ曲でした。
意味不明な映像とのシンクロも良かった。
この曲を聴くと反射的におっぱいを吸いたくなってしまうので電車の中などで聴くのは自重した方がよさそうですね。





ベスト声優賞・男性:吉野裕行

「閃光のナイトレイド」において冒頭から我々の腹筋を破壊してくれた中国語(のような謎の言語)での演技を高く評価しました。
いつの間にかこの中国語が中毒語になってしまいましたね。
グローバルな笑いを提供できるマルチリンガル芸人として今後の活躍に期待します。





ベスト声優賞・女性:阿澄佳奈

「WORKING!!」及び「Angel Beats!」における不遇さ、キャラクターの空気ぶりに反するその(悪い意味での)存在感はまさにベスト声優と呼ぶに相応しいでしょう。
空気系声優として、不遇芸人としてその地位を不動のもにする日も近いはずです。
今後益々の活躍が期待されます。

(余談ですが、個人的に日笠陽子さんにベスト優賞を進呈したく思います)







というわけで、以上をもって今回のアニメ評価企画を締めさせていただきます。

主催者のピッコロさんには「集計作業頑張って下さいネ!」などと大して心のこもっていないエールを送りつつ、読者諸兄におかれましては「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」さんのところで前回の企画の集計結果が発表されていますのでそちらの方も参照なさってみてはいかがでしょうか。

ではっ。


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