水の音、無形の雫

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エデンの東   2009.06.02

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック Tag [東のエデン]
きょうび東のエデンを観ない奴は非国民である。




はい、某アニメブログのタイトルのパクリから始めてみました。

“東のエデン”が今期最強アニメであることはもはや周知の事実でしょうが、今俺がこの作品の神がかり的な演出やシナリオの構成、あるいは政治的、宗教的ギミックの読解などを語っても特に意味はないように思われますので、ここではあまり語られることのない部分について言及したいと思います。


というわけで本日のテーマ。



『東のエデンに潜む強烈な萌え要素』






たいとる





表向きには東のエデンの萌え要因と言えば、“みっちょん”がその露骨なまでのポジショニングで需要を一手に引き受けさせられている感があります。


みっちょ




が、しかし、そもそも“スイーツ(笑)向け”に作られたこの作品で、このような露骨で安易な萌えキャラを配することに一体何の意味があるというのでしょうか。
実際問題、大して人気があるようにも思えませんし。


つまり、この“みっちょん”と名付けられたビッチはただのフェイク、言ってみれば、間違えて入ってきたライトなキモオタを“あわよくば”繋ぎとめておこうという程度のものでしかないのです。

先にも言いましたが、この作品の対象はスイーツ(笑)層に向けられています。
(正確には「スイーツ層“にも”向けられている」と言った方がいいかもしれません)

普段はアニメにさしたる興味もない、もちろん萌え(笑)になど全く興味のない人たちに“攻殻を見せる”というのがこの作品のコンセプトであり、むしろ安易な萌え要素など邪魔にしかならない。

まあ、みっちゃんの存在は制作者的には「表面的な萌えしか見れないお前らにはこれで十分だ」といった思惑を踏んでのことでしょう。
つまり彼女の存在にはさしたる意味はないと。




さて、では一体どこに表題のような“強烈な萌え”が潜んでいるのか。
我々が真に萌えを享受すべき対象は実はちゃんと用意されていました。



まずもって、この作品の本質とは何か。

一言で言えば“見えない何か”ですよね。

「この国の空気と戦う」というキャッチコピーを挙げるまでもなく、主人公たちセレソンに選ばれたメンバーは“姿の見えない誰か”によって“よくわからない何か”との戦いを強要される。

100億という出所の見えない大金を渡され、国を救うために先の見えない戦いを強いられる。
失敗すれば正体不明の何者かによって暗殺されると。

何かが見えたらまた別の何かが見えなくなる、そんな中で主人公たちは見えざる手によって翻弄されていきます。



さて、この時点で既にお分かりの方もいらっしゃるでしょうが、そう、この作品は“見えない何かの正体を想像して楽しむ”作品であり、であれば、我々が見出すべき“萌え要素”も決して表には出ない“見えない何か”であるはずです。

一人だけいますよね、一切姿を見せない超越的な存在が。



断言しましょう。

今期放映されている数多くのアニメ作品、それらを彩る数多の美少女キャラの誰よりも、“ジュイス”こそが最強の萌えキャラであると。

(柊まいんちゃんは“次元が違う”ので別格)



じゅいす




最近になってようやくちらほらと「ジュイスかわいい!」という書き込みが見られるようになりましたが、しかし、未だその本質に気付いている人は少ないのではないでしょうか。


作中において一切姿を見せず、それでありながら常に主人公たちの傍らに居座っているこの新進気鋭のヒロインは、セレソンたちの無理難題をいとも容易く実行したり、他のセレソンに容赦なく攻撃をしかけたりする傍ら、時にお茶目なジョークを言い放ったり、思いもよらないスーパーイリュージョンを見せてくれたりと、万能でありながらユーモアも持ち合わせた完璧な“女性”として描かれています。
そして我々はそんなジュイスに心癒され、また、踊らされるのです。


いりゅーじょん




このジュイスが果たして人間なのかそれともAIなのか、あるいは複数人なのか単独なのか、そういった議論がしばしば為されていますが、そんなことはもはやどうでもよいのです。

重要なのは“正体不明”というこの事実です。


単刀直入に言って、正体不明というのは“想像次第でどんな姿にもなれる”のです。

そう、我々視聴者は、その無駄な想像力をフルに活用してジュイスという人格に“自分好みの容姿を乗せることが出来る”んですよ!

これは非常に大きい。
未だかつて、ここまで可能性に満ちたヒロインがいたでしょうか?
いやたぶんいたとは思いますが。

もちろん、ジュイスが他作品のクソビッチどもヒロインたちと比べて特異なのはそれだけではありません。
先ほどは勢い余ってどうでもよいと言ってしまいましたが、どうでもよくなかったです。
「複数か単数か分からない」というのも非常に重要な気がしてきました。

つまり、「一個人による濃厚なプレイ」と「複数人による酒池肉林」とを我々自身が選ぶことができるわけです。
これも他作のヒロインを圧倒する大きなアドバンテージとなりましょう。

例えば、No.1~11までのセレソンに配されたそれぞれの“ジュイス”が「長門とシャナと咲夜さんとルイズとホロ様とナギ様と由乃様とコーティとののさんと鮎川会長と阿部さん」であるという可能性を選ぶのもあなたの自由なのです。


素晴らしいカスタマイズ性。
新時代の狼煙を上げるカスタムヒロインがここに誕生しました。


当然のことながら、このカスタムヒロインには一つの欠点があります。
妄想力の乏しい者には何らうま味が無いということです。

しかし、この作品においてはそれでよいのです。
先に述べましたが、もはやこの作品は表面的な萌えにしか価値を見出せないヌルオタなど相手にしていない、むしろ露骨な萌え要素は外部からの客(=スイーツ層)の視聴意欲を削ぐ原因にすらなるわけですから、初めからそんなものは必要なかった。
しかしその一方で、妄想力を駆使し、自らの力で萌えを補完することのできる人間にはちゃんと“抜け道”が用意されていたと。
このあたりの匙加減には舌を巻かざるを得ません。





ちなみにですが、俺のジュイスタソは複数人ではなく単独です。
「多数の人間それぞれに別の人格を見せる八方美人」とか最高じゃないですか。
俺には冷たいのにアイツにはすごい優しく接してるのかと思うと鼻血が出そうなほど興奮します。

今度テレフォンセックスでも申し込んでみようと思います。
仮に受理されなかったとしても、罵声の言葉ぐらいは頂くことができるかもしれません。
ジュイスタソに電話越しに口汚く罵られながらTENGAを動かしたいです。







まあそんな感じで、東のエデンに潜んでいたとんでもない萌え要因についてはご理解頂けたことと思います。

しかしそれにしても、具体名は挙げませんが“萌え”という唯一勝てそうな分野ですら東のエデンに圧倒されてしまった有象無象の下らない萌えアニメたちはこの先どうなってしまうのでしょうか。

なんせ我々の想像力を以てすれば、11人のジュイスたちで麻雀部と軽音部とSOS団を作ることすら可能なわけですから、そうなるとそれこそ今期は東のエデン以外に見る作品がなくなってしまいますよね。







と、いったあたりで本日は筆を置かせて頂きます。
ありがとうございました。





―ノブレス・オブリージュ

―今後ともいたいけなジョニーを持て余す変態どもが救世主たらんことを



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