水の音、無形の雫

アニメやゲームのレビュー、日常の様々な事象に関する考察など。C86・3日目東P21a

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ポストモダンさえ行き詰った現代に届けられた最高の便所 『未来日記』   2011.12.15


2011年も最終盤に来てわれわれは衝撃的な光景を目の当たりにすることとなりました。
「未来日記」の話です。

Mirainikki1.jpg


第10話Aパートにおける便所描写に触れずして誰が便所論壇など語れましょうか。
もはや、前回当ブログで発表した「この便所がすごい!」が時期尚早であったと認めざるを得ません。まさかここに来てこんな爆弾が落とされるとは!
では、その執拗かつ攻撃的な便所表現を振り返ってみましょう。

3rdとの戦闘から逃亡する際、ウン悪く刑事の西島に見つかってしまい手錠を掛けられる雨流みねね。彼女たちは芸大へと逃げ込みます。
そして、もよおします。

Mirainikki2.jpg

Mirainikki3.jpg

もちろん手錠はかけたままです。
任務なら仕方ないですよね。

Mirainikki4.jpg

Mirainikki5.jpg


ここでチェックポイント。
この時みねねは「見るなよ、嗅ぐなよ、聴くなよ」と、女子の排泄に同行する際に覚えておきたい三つのお約束を述べていますが、大事なのはこの二点目、「嗅ぐなよ」の部分です。
通常、おしっこは出してから時間が経つまで(空気中の酸素と化学反応を起こすまで)は無臭であるため、この時に「出すもの」がおしっこであれば「嗅ぐなよ」という注意は必要ありません。したがって、この時みねねが出そうとしていたものは、即時に匂いの出る物質……言わなくても分かりますよね。
また、上記の問答のあとすぐにトイレットペーパーを巻き取る音が聞こえてきますが、カラカラカラカラという音が1セットだけであったため、みねねは普段から「一回しか拭かない」人であることが読み取れます。普段はウォシュレットを使っている可能性が高いですね。
さてこのあと、便器が壊れているという嬉しい誤算が判明します。

Mirainikki6.jpg

Mirainikki7.jpg

Mirainikki8.jpg


さすがに水をひっかぶる描写だけではみねねが普段ウォシュレットを使っていることの証左にはならないでしょうが、このシーンは後のより重要な展開への伏線となります。

Mirainikki9.jpg

Mirainikki10.jpg

Mirainikki11.jpg

Mirainikki13.jpg

Mirainikki14.jpg


期待通りの生着替えシーンですね。
ここでは、着替えの最中に裸体を思わせるマネキンのカットが挿入されることで、みねねのあられもない姿の代替としているわけですが、実はそこのところはどうでもよくて、より重要なのは、着替えの際に手錠が外されていたという点にあります。
「女性は身体を冷やすもんじゃない」といった紳士的な発言とともに便所に行く際には頑なに外そうとしなかった手錠を簡単に外してしまいます。そう、便所に行くときは外さなかったのです。
これがもし、職務に忠実で一切の妥協を許さない者であったならば、着替えの際にも手錠を外すことはしなかったでしょう。しかし西島刑事はそうではなかった。
なぜなら、彼は女子の着替えには配慮しつつも、便所にだけは絶対に付いて行きたいという紳士的な心の持ち主であったからです。
そしてそのことは、われわれ視聴者への痛快にして痛烈なメッセージ足り得ます。
彼の見せた便所への真摯あるいは紳士な姿勢、着替えは見なくてもいいから便所には何としても付いて行きたいという姿勢は、「着替えシーンよりも便所シーンのほうが重要である」とわれわれに訴えかけてきます。つまり、このエピソードをもって、便所シーンが(アニメにおける一つの定番である)着替えシーンよりも優位に立ったわけです。
もちろん、便所シーンの優位性を示す上で、先に挙げた「便所で水をかぶる」描写を忘れるわけにはいきません。なぜなら、そもそも便所での一件がなければ着替えシーンが描かれることすらなかったのです。
正しく、みねねは便所に着替えさせられたと言えるでしょう。
細田直人が、あるいは高山カツヒコがこの回で描きたかったのは決してみねねのツンデレなどではありません。

ちなみにですが、西島紳士の紳士的な態度について「便所は手錠したままでもできるけど着替えは物理的に不可能だし、彼は任務に忠実な行動をしただけですよ」といった、警察権力におもねる保守派の言論を封殺するためにも、彼があくまで紳士的な精神の持ち主であることが認められるシーンを掲げておきます。

Mirainikki15.jpg

Mirainikki16.jpg


年若い女子を自分好みの服に着替えさせ押し倒し乳を揉むという行為は、恐らく一般的な警察の職務の範疇には入りません。

ちなみにちなみに、この第10話、Aパートが主に「出すこと」に焦点が当てられていたのに対して、Bパートでは「入れること」がフィーチャーされていました。

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Mirainikki18.jpg


画面全体のトーンも対照的な両パートは、構成そのものが人体における食事と排泄のサイクルを示していたわけですね。

Mirainikki19.jpg


明らかにおしっこにしか見えない黄金色の飲料が注がれたのも得心がいきます。(そういえば両パートとも「ヒロイン」が着替えを行う話でしたが、残念ながら便所で水をかぶるというプロセスを経ていない由乃さまの生着替えは描写されませんでした)


思えば、この作品では、ユッキーが便所に入っているところに由乃さまがペーパーを差し出すシーンであったり、また、豊穣礼佑きゅんがその活動拠点として便所を使用していたりと、以前から頻繁に便所描写が繰り返されてきました。春日野椿さまはみんなの肉便器でした。
こうした背景から目を逸らし、早まって「この便所がすごい!」の選出を行なってしまったことは痛恨の極みです。やはりアニメは最後まで見ないと分からない。われわれはすべての便所を汲み取らなければいけないのです――――


といったあたりで、前置きはここまでにしておいて、早速ですがシンシアニメの宣伝に移ります。
そう、第二号が出るのです。

シンシアニメ執筆者からのメッセージをお読みください

コミックマーケット81(二日目)
日時:12月30日(金)10:00~16:00
会場:東京国際展示場(東京ビッグサイト)
サークル名:シンシアニメ
ブース番号:東ポ-29b
価格:500円


20111214053036.jpg


当エントリーと同じ日にシンシアニメ第二号の告知記事が更新されたのは単なる偶然ですし、つい先ほどアップされるまで表紙イラストがどんな感じになるのかも自分は全く知らなかったわけですから、当ブログエントリーと由乃さまが便器にまたがってる表紙は一切関係ございません。まったくの偶然です。デスティニーです。
内容の詳細などは公式ブログのほうを参照してください。自分はピングドラムの話をしています。
冬コミに参加された際にはぜひシンシアニメにお勃ち寄りいただくとともに、精液のひとつでもぶっかけて頂ければと思います。(夏コミで頒布された創刊号のほうも少しだけ持っていくとの噂なので、まだの人はお早めに!)

以上。





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