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夏期新作アニメレビュー(3) ~パンツじゃないから恥ずかしくありません~ 『世紀末オカルト学院 第1話』   2010.07.11



今期最大の問題作、世紀末オカルト学院でございます。
ソラノヲト、閃光のナイトレイドと、空前のクソアニメ枠としてその地位を確立しつつあるアニメノチカラ枠の第三弾ですね。

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パンツの見えないパンツアニメ、というのは昨今では珍しいものではなくってきましたが、この作品ほどその傾向が顕著に現われるのは珍しいことでしょう。

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マヤさんがパンツをはいているのか、いないのか、そこらへんの問題はさて置き、もはやパンツそのものの存在などどうでもよいと言わんばかりに散りばめられた性的メタファーの数々は絶対に見逃せません。


例えばOPにおいては、奇怪なオブジェと共に「DNA」を思わせる「二重螺旋構造」が描かれており、この作品が「オカルト」というタイトルから連想される「死」のイメージとは裏腹に、実は「生命の営み(=性)」に満ちた作品であることが示唆されています。

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加えて、そのOP映像のラストでは、パンツの見えそうなマヤさんと並んで、両手で股間を抑える主人公の姿が映し出されており、その背景には隆々と勃起する男性器と見間違えても何らおかしくない形状の建築物が描かれ、さらには先端から光が溢れ出すという演出までなされているわけですから、この瞬間、主人公の股間がどのような状態になっているのかは明白でありましょう。

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「男女のペア」と、先端から何かしらを迸らせながら隆起する構造物。
この一枚のカットだけで作品の総てが描かれていると言っても決して過言ではありません。



さて物語本編に入ると、OPで示唆された性描写が更に加速します。

マヤが辿り着いた学院の正門では、象徴的な意味合いをもって大きなペンタグラムが描かれていたりなどするわけですが

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古代エジプトにおいて「子宮」を意味する象形文字として扱われていたペンタグラムが、よりにもよって学院の「入り口」に配置されているわけですから、このシーンが何を意味しているのか、もはや言うまでもありませんよね。
このようなシーンがモザイクもなしに放映されたことに驚きと戸惑いを隠せません。


また、学院の中に入ると、数々の悪魔的なモチーフに紛れて、盛大に「潮」を噴き出すオブジェが置かれていたり

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その台座を見てみると「亀甲」が象られてもいました。

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(他の様々なオブジェにも神話的/宗教的/性的なメッセージが込められているのでしょうが、ちょっと細かく調べる余裕がないので割愛します)



続いて、学長の葬儀のシーンにおいて描かれた特徴的な祭壇なんかは

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丸みを帯びた「穴」にイボイボが付いているという、女性器(あるいはもっと象徴的にオナホール)にしか見えない空間に、これまた亀頭にしか見えないオブジェが添えられています。

死んだ者を送る儀式なのか新たな生命を迎える儀式なのかよく分かりません。
我々は一体何を見せられているのか。



他にも、ラミーに取り憑かれた学長によって混乱する学生たちを鎮めるため、棒状のモノを口に持って行きつつ

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ヤラセだ!」と、自らの性に対する奔放さを宣言するなどしては生徒たちを唖然とさせたり、また、件の学長を倒すクライマックスシーンでは

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カラフルな「触手」に加えて、なんたることか、「こけし」まで描かれているではありませんか。

性表現規制なんてなかったんや…



特筆すべきなのは、この作品は異性愛だけでなく同性愛、平たく言えばガチホモにも目配せがなされている点でしょうか。

例えば、学長のお葬式のシーンでは、常時アヘ顔の教頭が再生した“遺言”のカセットテープで精霊(森の妖精)召喚の呪文が唱えられるわけですが

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「サンリス・ビヒムス・コルプス・エビムス・阿部さんとアッー

などと、森の妖精と間違えてとんでもない悪魔召喚を行ってしまったかと思えば


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青い作業服を着用したちょっと悪っぽい機械工が現れたりもするでしょうし、そもそもアバンの時点から既に


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神々しい光りを放ちながら逞しく隆起する“すごく…大きい”何らかの象徴が描かれると共に


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「残りの阿部みのるは何人だ?」などと、今後の話の伏線と思われる描写がなされていたわけですから、よもやこの作品を単なるパンツアニメだなどとは思えなくなってきますよね。

(さらに言えば、阿部さん作業着のお兄さんと共に強烈なキャラが現れましたが、よりによって「JK」などと名乗るこのキャラクターは一体何に対する暗喩なのか、解釈の幅が広すぎてもはや手に負えません)


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(「JK」を女子高生と読むのかジョン・カビラと読むのかはよく分かりませんが、そのビジュアルと共に絶対に何かしらの意味が含まれているはずですので、今後はそのあたりの描写にも注目しましょう)




などなど、印象的だったいくつかのカットを取り上げてみましたが、この作品、決してパンツは見えずとも、拾い上げればキリがないほどの性的隠喩に満ち溢れた作品ですから、そのタイトルも実は「性器末オカルト学院」というのが正しい表記なのではないかと疑ってしまっても何らおかしくはないですよね。

「オカルト」という死のイメージと、「性」という生のイメージが混在するこの作品、奇しくも今期はゾンビ(死)とパンツ(性=生)を対比させ、同じ“学園もの”でもある「学園黙示録」という作品が放映されていますから、そのあたりの繋がりに注目してみても面白いかもしれません。

何にせよ、オカルト/ホラーアニメと見せかけて実際には「パンツ的な何か」ばかりを見せつけられるハレンチアニメとして、今後の展開に大いに期待したいところです。


以上、第一話レビュー第三弾でした。











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